このブログを検索

2024年1月22日

別府校区 冬の運動不足を解消しよう!

 令和6年1月21日(日)

別府公民館にて、骨盤を動かすことで健康を維持する講座が開催されました。

寒い冬はつい室内に閉じこもり、体もこわばりがちですが、体を小さく動かすだけで、肩こりや腰痛等を軽くすることができるそうです。

骨盤の動かし方は、2種類学びました。

「前後に動かす」と「上げ下げする」です。

細かくいうと、「上げ下げする」は更に「もたれる」と「押す」に分かれます。

まず、骨盤を立てる姿勢の練習を行いました。

背もたれに寄り掛からずに、少し椅子の前の方に座ります。


その姿勢のまま、骨盤を前後に動かしていきます。

片方の腕を下ろして、手くびを外側にひねります。そうすると、ひねった側の骨盤が少し後ろに下がります。
骨盤を前後に動かすというのは、このような小さな動きでよいのです。

そして、何度か手首をひねっていると、ひねっていないほう側の首が回りやすくなることが体感できました。
これは、骨盤と背骨(首)が連動しているからなのだそうです。

骨盤を上げ下げする動きは、立って行いました。
右足に重心を乗せてもたれかけ、頭を左に軽く倒します。そして、左手を下のほうに滑らせていきます。
右手を肋骨に当てると、肋骨が開いているがわかりました。
ちなみに、この姿勢だと骨盤は右↑左↓になります。
重心をかける足を変えると反対に右↓左↑になります。


次に、同じく右足に重心を乗せたまま、右足で床を押します。
この姿勢だと今度は、骨盤は右↓左↑になります。

下の写真は、左足に重心をのせたまま左足で床を押した写真です。
骨盤は右↑左↓になります。


「もたれる」と「押す」の動きの違いはほんの少しです。
どちらも骨盤を上下させる動きになりますが、股関節の動きが変わるため、
股関節の動きを高める効果もあるようです。

「もたれる」「押す」とも重心をかけた足側の腕を上にあげると、肋骨が更に広がり、連動した背骨も動きます。

この動き、ラジオ体操の『体を横に曲げる運動』に出てくる動きに似ています。


この動きは、講座の最初の方に行ったのですが、「そんきょ」といって、
かかとをつけて足先を90度に開いて立ち、骨盤をリズミカルにストン、ストンと上げ下げさせる動きです。
これはラジオ体操の『腕を振って脚を曲げ伸ばす運動』に出てくる足の動きと似ています。

ラジオ体操は、骨盤を動かしながら行うと可動域が広がり、ストレッチ効果が高くなるそうです。
今日学んだ動きを、色々な運動に応用できるようになるといいですね!
ご参加のみなさんお疲れ様でした。