令和8年8月24日(月)
堤丘公民館で健康講座「健康寿命を延ばす!お口のチカラ~食べるよろこびをいつまでも~」が開催されました。
本日の講師は、福岡歯科大学
総合歯科学 高齢者歯科学
内藤 徹教授にお越しいただきました。
普段から高齢者の歯科治療に携わっていらっしゃいます。
「いつまでも食べること。死ぬまで食べること。」をテーマに本日の講話がスタートしました。
1.食欲がなくなる
2.飲み込むことができなくなる
3.噛むことができなくなる
4.食べる環境が整わない
が挙げられます。
それでは「飲み込む力」について試してみましょう。
「30秒間に何回ごっくんできるか」を測ってみます。
喉を2本指で押さえて…
よーい、スタート!
いかがでしたか?
5回以上ごっくんできた方→正常
4回以上の方→要注意
3回以下の方→むせやすくなるそうです。
続いての質問です。
「大人の歯は何本あると思いますか?」
→正解は28本。親知らずを入れると32本です。
更に質問です。
「28本のうち何本あれば何でも食べられると思いますか?」
→正解は20本です。
1987年までは、80才の時に歯が20本ある方は1割しかいなかったそうですが、1989年から80歳で20本の歯を保とうという「8020運動」がスタート。
現在は6割を超えた方が20本の歯を維持している、ということでした。
続いて「オーラルフレイル」についてのお話です。
オーラルフレイルとは「お口の虚弱」という意味です。お口の虚弱により、食べることができなくなり、低栄養→サルコペニア(筋肉の減少)→フレイル(体の虚弱、要介護状態)になっていきます。フレイル予防は、食べることから始まるのですね。
別名「指輪っかテスト」です。
いかがでしたか?
また、年齢に関係なくかかる病気があります。
それは、「歯周病」です。
歯周病は気がつきにくく、ひどくなると心臓病や糖尿病を引き起こすそうです。
写真は
20代の方の健康な歯周組織(左)と
歯周病の状態(右)です。
口腔ケアを日頃からしている方とケアをしていない方とでは、肺炎になるリスクが違うそうです。口腔ケアなしだと1年に1割の方が肺炎にかかっているというデータがあるそうです。
また、認知症になると、口腔ケアや入れ歯のケアも怠ってしまい、歯周病リスクが一気に高まり、肺炎を引き起こしてしまうとのことでした。
| 真剣に耳を傾ける参加者の皆さん |
健康寿命を延ばすためには、日頃からお口の定期健診を行うことが大切ですね。
内藤教授、大変ためになる講座をありがとうございました。ご参加くださいました皆さま、暑い中お疲れ様でした。
次回の堤丘健康講座では、10月5日(月)に町内ウォーキングを行います。
皆様奮ってご参加ください。お待ちしております。