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2023年7月28日

田島校区 体力測定

 令和5年7月28日(金)

田島公民館で、中村学園大学ご協力の下、体力測定会が開かれました。

9時半から11時半まで30分ごとに区切って各回10名ずつ測定していきました。

まずは、身体測定からです。

身長測定


InBodyという機械を使って測る筋肉量・体脂肪測定


ふくらはぎの一番太いところを測る下腿周囲長

その後、血圧測定をして、高血圧でなければ続けて体力測定も行いました。

握力測定

歩行速度テスト

5回立ち座りテスト

風船のようなものを口にくわえて舌で押す力を測る舌圧測定

高齢者の健康を害する要因として、口腔内の筋力の低下や口腔機能の低下が関連していることが知られているそうです。
筋力も徐々に落ちていくので、自分ではなかなか低下していることに気が付けません。
このように、みんなで集まって測定をすれば、楽しく自分の現状把握もできるのでいいですね!

測定後は、専門家によるアドバイスも個人ごとに行われました。

フレイル予防には、運動とタンパク質を中心とした栄養が必要だそうです。
でも、高齢者は、一度に食べられる量が減ってきているため、間食を摂るとよいそうです。タンパク質やカルシウムが手軽にとれる牛乳やビタミンミネラルが豊富なフルーツがおすすめで、お土産として準備されていました。

高齢者が地域で元気に生活し続けられるようにと、地域の大学が協力してくださるのは本当にありがたいですね!
「自分の健康は自分で作る」を合言葉に健康長寿を目指しましょう!とのことでした。

ご参加のみなさんお疲れ様でした!
ご協力してくださった中村学園大学の先生及び学生の皆様ありがとうございました!

鳥飼校区 薬や薬局との上手な付き合い方

 令和5年7月27日(木)

鳥飼公民館で、校区内にある薬局の薬剤師さんによる講話がありました。


最初に「薬とは何だと思いますか?」と質問されました。

病気やケガを治すものだと思っていたら

「薬は自然治癒力をサポートするものです」と言われました。

病気等を治すのはあくまで自分の体で、薬は治癒を早めたり、足りないものを補ったりするもので、薬自体が病気等を治すわけではないのだそうです。そのことを意識し、治るために必要な生活習慣にすることもとても大事だそうです。

例えば、睡眠薬を処方されたけどまだ眠れないならば、薬を変えるのではなく、日中に運動をしてみる等自分の生活を顧みて行動することが必要なのだそうです。

また、薬を使用する場合は、アドヒアランスといって、患者さん自身が納得して積極的に参加する(決められた量を正しく飲む、必要な期間継続する等)と、効果を得られやすいそうです。

ただし、薬には副作用があり、薬剤師さんは腎機能について特に気にされているとのことです。高齢化に伴い8人に1人は慢性腎臓病と言われ、腎機能が落ちていると通常量では副作用が出やすくなるそうです。

体に合ったお薬を出すために、ぜひ血液検査結果の中で腎機能を表すクレアチニンとeGFRの数値をお薬手帳に書いておいてくださいとのことです。高血圧や緑内障、前立腺肥大等も、薬を出す場合に注意が必要なので、持病は必ず薬剤師に伝えてください、とのことでした。

そして、サプリメントも薬の効果を下げたり上げすぎたりする場合があるので、薬だけではなく常飲しているサプリメントがあればお薬手帳に書いておくとよいそうです。

最後に、マイナ保険証のお話もありました。

マイナ保険証では、本人が診療や健診や薬剤情報の提供に同意した場合は、その情報を医師や薬剤師が確認できるそうですが、現時点では薬剤情報は3カ月前のものしか見られないそうです。

なので、マイナ保険証があっても、お薬手帳は忘れずにもってきてくださいとのことでした。

それから、こちらの薬局では『ウォーキングポイントカード』というものを最近作成されたそうです。高齢の患者さんとの会話で外を歩く機会が少ないということに気づき、少しでも歩くきっかけになればと、用がなくてもこちらの薬局に1回来たら1ポイント、30ポイントで粗品がもらえるというカードなのだそうです。

外に出る機会になればいいですね!

普段から薬剤師さんとコミュニケーションを取っておくと、ちょっとした会話の中からでも体調の変化を読み取ったりできるので、お近くに「かかりつけ薬局」を持っておくと安心です!とのことでした。

お薬を上手に使って、元気に長生きしていきたいですね

2023年7月27日

片江校区 骨密度を測ろう

 令和5年7月25日(火)


片江公民館で、骨粗しょう症予防の講座がありました。

今回は、骨密度測定も一人ずつしてもらえました!


骨密度測定は、かかとに超音波を当てる方法で行いました。

左足を機械の上に載せ、両サイドからかかとを軽く挟むだけで痛くもなんともありません。かかとについたジェルを拭いている間に測定結果がプリントアウトされました。

ちなみに、城南保健所でも骨密度測定(500円 要予約)ができますが、それは腕のレントゲンを撮る方法だそうです。

また、整形外科等では、背骨や大腿骨の骨密度が測れるところもあるそうです。

骨密度測定にも色々あるのですね!

判定結果には同年齢との比較、若年成人との比較割合が%で出ていました。

結果の詳しい見方については、保健師さんが説明してくださいました。

75歳くらいになると、その年齢の平均値であっても要精密検査となるようです。
精密検査であったならば、早めにかかりつけ医や整形外科にかかったほうがよいそうです。

別室に移動し、今度は管理栄養士さんから骨を作る栄養素や食事についての講話がありました。

骨を作っている中心的な栄養素はカルシウムです。
そのカルシウムは、心臓を動かしたりするのにも必要だそうです。なので、一定量が血中に必要なため、不足すると骨を溶かして血中に補給するのだそうです。
そのため、常に食事からカルシウム及び、骨にカルシウムの吸着をさせやすくするビタミンDやビタミンK,マグネシウム等のミネラルが必要なのだそうです。

カルシウムは1日に800mgを目標に、乳製品から200mg、残りの600mgは大豆製品(豆腐や納豆)、青菜、海藻類から摂るようにすると必要なミネラルのバランスもいいそうです。
ちなみに、木綿豆腐1/2丁で180mg、小松菜100gで170mg、ひじき大さじ1で70mg、ししゃも3尾198mgです。
普段の和食に乳製品をプラスすれば、十分に摂ることができそうですね!

しっかり骨を作る栄養素を摂ったうえで、日光を浴びたり運動をしたりしてくださいとのことでした。

暑いので熱中症予防にこまめな水分補給もお忘れなく。お疲れ様でした!

2023年7月20日

金山校区 手話ダンス

 令和5年7月20日(木)

金山公民館の健康講座で「手話ダンス」が行われました。

手話ダンスとは、歌を歌いステップを踏みながら、更に歌詞を手話で表現します。

手話には、①50音を指文字で表すものと、②動詞・名詞等を表すものがあるそうです。

最初は、①の50音の指文字を使った童謡『かえるの歌』で手話を練習しました。


普段動かさない指の動きもあり、手がかなり疲れました…。

それに対して、動詞や名詞等を表す手話は、その言葉を連想する動きなので、覚えやすかったです!
例えば、夏は暑いので顔を手で仰ぐ動き、冬はぶるぶる震える動き、歩くは下向きに手をピースにして中指と人差し指を交互に動かして歩いている動きをしたりします。


先生の説明を聴きながら、手話で歌詞を表す練習をしました。

座って練習した後は、立って行いステップを追加しました。

オリジナルソング『まほうのことば』や、『四季の歌』『上を向いて歩こう』を踊ってみました。

歌いながら・手話をしながら・ステップも踏むので、脳トレにバッチリの、まるでコグニサイズ(頭を使いながら体を動かす)です!
そして、踊っているうちに歌詞に出てくる手話が自然と覚えることができます。

「手話ダンス」が初めてだった方が多いようですが、みなさんとても楽しそうでした。

ご参加の皆さんお疲れ様でした!