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2022年12月20日

堤地区 栄養のお話

 令和4年12月19日(月)

堤公民館で管理栄養士の先生による健康講座がありました。

前日は雪が積もるほど寒くなりましたが、今日はなんとか雪は降らない寒さだったので、多くの方が参加されました。


コロナがまだ収まっていないうえ、インフルエンザも心配な時期ですが、免疫力と抵抗力という二つの備えが体にあると安心だそうです。

免疫力は一回でもかかるとできるもので、抵抗力は今までかかったことがない病気・ウィルス等に対する抵抗する日常的な力のことだそうです。

感染症に負けないためには、抵抗力を高めることが必要で、それにはバランスよく栄養を摂り、体を元気にしておくことが大切だそうです。

栄養の中でまず注意しなければならないのが、エネルギー源となる炭水化物を必要量しっかり摂ることだそうです。エネルギー源が足りなくなると、人の体は筋肉をエネルギー源として使ってしまうので筋肉量が減ってしまうのだそうです。

エネルギー源がしっかり摂れているか(または取り過ぎていないか)は、体重を毎日チェックすることで把握でき、体重がほぼ変わらなければ大丈夫だそうです。

エネルギー源となる炭水化物が必要量摂れた上で、更にタンパク質・ミネラル・ビタミン等の栄養素を摂り、糖分・塩分、余分な脂質を控えるとよいそうです。

日々の食事の栄養素に偏りがないか、自分で気づくためのチェック表が配られました。

1週間つけてみると、偏りや注意点に気づきやすく、改善点もわかりやすいそうです。


好きなものは控えめに、苦手なものを積極的に摂るようにするとバランスよくなることが多いそうです。

栄養講座の前には体を温めるために、校区保健師さんによる座ってできる運動も行われました。


城南区内での今年の健康講座はこれで最後です。
今年は、嬉しいことに中止となる講座はほぼなく、延期となった講座が少しあっただけでした。少しずつですが、回復していることを実感しています。
人数制限や感染症対策も無くなることを来年は期待したいですね!

それでは、今年もお世話になりました。
少し早いですが、よいお年をお迎えください。
(^^)/

2022年12月16日

南片江校区 フレイル予防のための運動②

令和4年12月15日(木)

南片江公民館で、フレイル予防の講座がありました。

11月15日の講座の続きです。

前回の講座はこちら

最初に「足と口で行うジャンケン」や「リズムに合わせて言う逆さ言葉」などの脳トレを行いました。

逆さ言葉は2文字、3文字、4文字と文字数が増えていくのですが、文字数が増えるにつれて自信がなくなってくるので声が小さくなっていったのですが、すかさず「声がだんだん小さくなっていますよ~」と先生から突っ込みが入り大爆笑。

更に追い打ちをかけるように「笑っている人はできてない人ですね!」との突っ込みにまた大笑いでした。


リズムに合わせるとか文字数が決められるとか、少し制限があるほうが緊張感もあり、脳トレとしてはよいそうです。
また、完璧にできなくても、75点・50点の出来でも脳に効いているので大丈夫だそうです。大笑いもしてすっかりリラックスできました。

頭が柔らかくなったところで、次はストレッチで体をほぐしました。


そして、今回も有酸素運動としてリズム体操を行いました。

音楽に合わせて、足踏みをしながら先生が言った数字のところで手を叩くのですが、みなさんほぼ完ぺきでした!


最後は、円になって足踏みしながら一人ずつ、先生が出したお題を答えていきました。
1巡目は魚の名前、2巡目は花の名前、3巡目は青春時代好きだった歌手・俳優、最後は日本の祝日の名前です。


答えが出にくい人がいたら、周りの人がヒントを出して助け合っていました。
フレイル予防として大事な社会参加もみなさんはバッチリですね!

足踏みしながらお題を答えるのは、1人でウォーキングしながらでもできるそうです。
お題に困ったら「あ」がつくもの、「い」がつくものとかでもいいそうです。

安全な場所で一人脳トレウォーキングしてみてくださいね。

ご参加のみなさん、お疲れ様でした!

田島校区 体力測定

 令和4年12月15日(木)

田島公民館で、中村学園大学栄養クリニック協力の下、体力測定会が行われました。9時~11時半までを30分ごとに区切り、各回8名ずつの予約制でした。

測定内容は、身長・体重を始めInbodyを用いた体脂肪測定

加齢による筋肉量低下を見るための下腿周囲長測定

5回立ち座りテスト


血圧測定後に握力測定


小さな風船のような器具を口に入れて行う舌圧測定



5m歩行

更に、測定し終わった方には、個別に結果説明とアドバイスがされました。

舌圧測定は初めて見ました。
柔らかい食べ物ばかり取っていると舌圧が低下し、飲み込む機能に支障が出てくるそうです。舌も衰えてくるので、鍛える必要があるようです。

大人になってから体力測定をする機会はあまりないですし、何より個別にアドバイスをいただけるのは本当にありがたいですね。

お忙しい中、地域の健康づくり活動にご協力くださった中村学園大学の先生及び測定をしてくださった学生のみなさんありがとうございました。

ご参加のみなさんは、今日の結果をこれからの生活に是非生かしてくださいね!
お疲れ様でした。

2022年12月7日

城南校区 姿勢と運動②

 令和4年12月5日(月)

城南公民館にて、健康運動指導士の先生による講座がありました。

テーマは姿勢と運動で、前回(9/5)の続きです。

前回(9/5)の記事はこちら

前回は骨盤を動かすストレッチで、今回は

・酸素をたくさん取り入れる姿勢について

・骨盤をまっすぐ立てるために必要な筋トレ

を行いました。

まず、姿勢により呼吸のしやすさが変わることを体感しました。

骨盤を倒すと息は吐きやすく


骨盤を立てると息は吸いこみやすくなることがわかりました。

ウォーキングを効率のよい有酸素運動とするには、骨盤を立て姿勢よく歩くとよいそうです。

骨盤を立てるためには、骨盤低筋群を鍛える必要があるそうです。
それには、内ももの筋力が必要で、二人組になって現状のチェックを行いました。
椅子に座って10秒間素早く足を閉じたり開いたり回数で、判断できるそうです。
回数が25回以上だとすごくよい、22~24回はよい、19~21回ふつう、16~18回やや劣る、15回以下は劣っているのでがんばりましょうとのことでした。

内ももの筋トレとして、グーを作った手を挟んで内ももを閉めたり緩めたり、お尻の穴を閉めるように力を入れたり緩めたりする筋トレも行いました。

また、つま先上げ下げ運動(カーフレイズ)も内ももの筋トレに良いそうです。
更に、座ってやるとひらめ筋が、立ってやると腓腹筋(どちらもふくらはぎの筋肉)が鍛えられるそうです。



立ってつま先立ちになるときは、足の小指側から親指側に体重を乗せていくと安定しやすくなるそうです。「お――――」と言いながら、8回ほど、ゆっくり上げ下げを行いました。

簡単な運動ですから、おうちで一人でもできますね。
ぜひ継続してくださいね。お疲れ様でした。

2022年12月1日

堤丘校区 食事と運動から実践!「打倒!!生活習慣病」

 令和4年11月30日(水)

堤丘公民館にて、生活習慣病予防の健康講座がありました。

昨日までとがらりと変わりとても寒い朝です。コロナ対策のため、公民館を利用する際は玄関で体温測定が必要なのですが、体表温度が下がり過ぎて、測定できない方が続出していました。(室内で、再度体温測定しました)

運動があるので、順番に血圧を測って180未満であることを確認し講座開始です。

最初は、栄養士さんによる講話です。


生活習慣病は、日々の食事や運動などの悪い生活習慣の積み重ねにより起こるので、悪い習慣をしない生活をやり続けることが予防になります。

しかし、悪い食習慣、食べすぎ、偏食、アルコール・嗜好品の取り過ぎなどは誰にでもあり、クセになっているため直すことは実際かなり難しいそうです。

10年後の自分の姿を想像し、健康でいるためにどれか1つだけでも直してみるとよいそうです。

例えば、アルコール好きの方ならば、休肝日を週1回作る等、ストレスにならない程度のことからやってみましょう!とのことです。


それから、減塩対策として調味料を入れる際は、大さじ計量スプーンを使って入れてください、とのことです。大さじ何杯入れるか目で見ることによって、塩分を把握しやすくなり、減塩に繋がりやすいそうです。

休憩の後は、運動です。

ストレッチでしっかり体を温めた後、

生活習慣病予防によい有酸素運動を行いました。

音楽に合わせてステップを踏みながら、腕を回したり、上げ下ろしをしたりしました。


5分程度の時間でしたが、きつさはあまりなく、肩周りもすっきりしました。
1日20分程度の有酸素運動を含み、合計で1日8000歩動くと、生活習慣病の発生率が10%になるそうです。

お金をかけずに健康に過ごすには、歩くのもいいし家の中での運動もよさそうですね。
ちょこまか動いて健康寿命を延ばしましょう!
お疲れ様でした。