令和2年12月21日(月)
堤公民館で、管理栄養士の先生による「免疫力を高める食事」についての講話がありました。
免疫力を高めるには、特定の何かを多量にとるということはせず、規則正しく朝昼晩の3食で、色んな食材をとることがまず基本です。
その上で、
①腸内細菌の質を高める
②タンパク質をとる
③抗酸化作用のある食材をとる
ことを意識します。
①の腸内細菌を高めるには、乳酸菌、納豆菌などの善玉菌や食物繊維をとるとよく、ヨーグルトやキムチなどの漬物、甘酒、納豆、野菜、キノコなどでとれるそうです。
②のタンパク質では、脂分の少ない肉、お魚や大豆製品がよいそうです。
③は、ビタミンAやCやポリフェノールなどで、野菜や果物などに多く含まれているそうです。
主食(ご飯・パンなど)、主菜(肉・魚など)、副菜(野菜・キノコ・海藻・イモなど)を3食とる中に、乳酸菌・納豆菌を含むものを取り入れる、特に朝食の副菜に果物を取り入れたりすると、バランスもよく免疫力アップの食事になるようです。
続いて、保健師さんによる校区の高齢化の状況や『よかトレ』の体験がありました。
堤地区は、城南区の11校区の中で3番目に高齢化が進んでいる地域だそうです。高齢でも健康に過ごせればよいのですが、介護が必要になると大変です。
そこで介護予防。それには運動が有効といわれています。
福岡市では介護予防となる「祝いめでた体操」や「足元気体操」などの6つの体操を『よかトレ』といって推奨しています。『よかトレ』は1枚のDVDになっており、今回はその中から「かんたん体操」のストレッチを行ってみました。
よかトレDVDの中には、お口の体操というメニューがあり、嚥下予防になる唾液腺マッサージやお口の周りの筋肉をほぐすマッサージを、DVDを見ながら行うことができます。
今回は保健師さんの指導で行いました。
これから更に寒くなりますが、無理のない範囲で健康づくりに取り組んでいただければと思います。ご参加されたみなさんお疲れ様でした。