令和8年7月13日、堤公民館で健康講座が行われました。
今回の講座は長尾病院に隣接する老健センターながおより講師をお招きして、
「認知症について学ぼう~認知症は身近な病気~をお話しいただきます。
長きに渡り介護の現場に立たれ、また親御様の介護も経験されたそうです。
多くの認知症患者の方に携わってこられた先生です。
お暑い中
23名の方にお集まりいただきました。
それでは早速始めましょう!
最初にウォーミングアップとして、脳トレゲームを行いました。
グループになって、右手は輪っかを作ります。
その輪っかの中に隣の方の人差し指を入れます。
1.2.3!で輪っかを握り、人差し指は抜きます。
両手が違う作業をすることで右脳左脳のトレーニングになるそうです。
1.2.3!!
ここからは先生のお話に入ります。
「認知症って何?」からスタートです。
認知症は、誰にでも起こる「脳の病気」であり、物忘れとは違います。85歳になると4人に1人はかかると言われているそうです。
脳が縮んでしまう「アルツハイマー型認知症」や脳血管が詰まったり破れたりする「脳血管性認知症」など3種あり、認知症にかかると、今いる場所や時間、日付がわからなくなったり、大事なことが思い出せない、など周りの人の手助けが必要になってきます。
今朝は何を食べましたか?
「ごはんと納豆と・・・」
すぐに答えが出てきました。
いりこと味噌と豆腐があります。
何を作りますか?
「お味噌汁です」
そのため、認知症の方はいつも不安とお困りごとを抱えていらっしゃいます。
それでは実際どんなことに困っていらっしゃるのか。
動画を見せていただきました。
アルツハイマー認知症と診断された方の動画でした。
時間・場所・いろんなことが思い出せない、自分自身がわからないという不安な日々を送っておられたそうです。
ですが「団地のお掃除当番に参加したい。でも曜日や道がわからない」というお困りごとを民生委員さんに相談したところ、お掃除に参加することができた、という内容の動画でした。
それではここでグループディスカッション!
動画の具体例を参考に、
私たちは何ができるのかを話し合ってみることになりました。
話を聞いてあげる
一緒に行動する
一人にしない
支援センターや、デイサービスなどを利用する。
有識者に相談する。
沢山の意見が飛び交っていました。
意見が出揃った後、認知症であるご本人の「思い」について動画が流れました。
認知症について、私たちももっと知ることが大事ですね。
最後に接し方のポイントについて教えていただきました。
ポイントは、3つの「ない」
・驚かせ「ない」
・急がせ「ない」
・人の心を傷つけ「ない」
認知症の方は視界が狭くなっているため、後ろから突然声をかけられると、驚いてしまう事があるそうです。また、答えを求めたり否定されると不安と戸惑いで心が一杯になり混乱に繋がったり、大人数で対応されることも戸惑いを感じるそうです。また、認知症になっても感情の記憶は残るので、「この人は信頼できる・安心できる」などイメージが記憶されるため、寄り添う気持ち、お手伝いをしようという心掛けが大切とのことでした。
以上で堤地区の健康講座は終了です。
久保先生、多くの学びをありがとうございました。
参加された皆様、暑い中お疲れ様でした。