2025.6.17(火)
片江公民館で、「健康講座 東洋医学と鍼灸で元気に!~日常に生かす健康法~」が行われました。
清視鍼灸院 甲斐 清視先生の講話からスタートです。
東洋医学の基本的な考え方は「体全体のバランスを整え、自然治癒力を高める」ことを基とした伝統的な医学です。
①気・血・水(き・けつ・すい)のバランス
「気(エネルギー)」「血(血液)」「水(リンパや体液の流れ)」
のバランスが取れていること
②陰陽のバランス
③五行(ごぎょう)の考え方
各臓器同志の関係性
これらを基に「なぜ不調が起こったのか」を全身の
つながりの中で考慮します。
東洋医学は、「病気を治す医学」ではなく自然治癒力を高め、不調を未然に防ぐことを大切にしているとのこと。そのため肩や腰の痛みでも全身の巡りを高める施術を行っているそうです。
続いては「ツボ押しセルフケア講座」です。
ツボは全身で361カ所あるそうです。
代表して3か所教えていただきました。
5秒押して
5秒休み。
これを3回繰り返します。
「痛すぎない程度に気持ちよく」
がポイントだそうです。
「三陰交(さんいんこう)」
冷えやむくみなど血流を良くする効果があるツボです。
不眠にも効果があるそうで、就寝前にこのツボ押しをすると良く眠れるそうです
続いての講座は
「鍼灸の役割について」
血の巡り→冷え・しびれ・こり
気の巡り→疲れやすい・元気が出ない
水の巡り→むくみ・めまい・関節の痛み
鍼やお灸を使ってツボを刺激することで上記の「滞り」がスムーズになり「不調を治す」だけでなく「体を元気な状態に整える」」役割を持っているそうです。
「鍼(はり)」について
「鍼は痛そう。怖い」というイメージがあるようで約半数の方が施術未経験でした。現在は使い捨てのステンレス鍼が主流のようで、太さは髪の毛より細く、痛みは感じないそうです。
背中は内臓があるので鍼の入れ方が変わるそうです。
鍼施術は5分から10分くらい置けば効果があるとのこと。
続いてはお灸です。建物内なので煙の少ないお灸を使用します。
ツボではなく痛いところに乗せるだけでいいそうです。
モデルさんから「熱くないよ。ぽかぽかしてきた」との感想です。
希望者にお灸を体験していただきました。
皆さん積極的に体験をされていました。
「施術はどれくらいの日数を置いたらいいのか?」という質問も。
「ぎっくり腰などでひどいときは毎日、お一人お一人の身体の状態をみながらの判断」とのことです。
最後に保健師から熱中症についてのお話しがありました。
昨年の熱中症での救急搬送は福岡市だけで約1500人、うち約560人が高齢者だったそうです。体が暑さに慣れていないこの時期が一番多いそうです。
こまめな水分補給と早めのエアコン使用を心掛けたいですね。
お土産は熱中対策ゼリーでした。
参加された皆さん お疲れ様でした。