令和6年2月26日(月)
堤公民館で、長尾病院の管理栄養士さんによる高血圧予防と糖尿病予防の食事についての講話がありました。
高血圧予防の食事のポイントは減塩
糖尿病予防の食事のポイントは適正エネルギー量摂取と栄養バランス
ポイントが違うので、分けてお話をされました。
減塩を始める前に、食事にどれだけ塩分が含まれているかを知っておくことが大事だそうです。
①ダシをしっかり摂る
②香りで味に変化をつける(スパイス、酸味、焼き目)
③おかずの味にメリハリをつける
ことで、
特に③のように、1つだけ濃いめの味付けにしたら、他は薄くても満足感が上がるのだそうです。
調理法のポイントは、塩分は表面にからめることだそうです。
お醤油は減塩スプレーなどを使うのがおすすめだそうです。
また、減塩醤油は、カリウムが添加されているので腎臓が悪い方には向いておらず、だしわり醤油がよいそうです。
次に、糖尿病予防の食事ついてお話がありました。
過食やまとめ食い、高脂肪の食事習慣があると、すい臓からのインスリン分泌が少なくなり、糖を分解できずに尿に糖がでてくることがあるそうです。
過食を防ぐには、摂取した食事のエネルギーより消費するエネルギーを多くする必要があるそうです。
エネルギーを減らすコツは油や炭水化物の摂取量を減らすことだそうです。
・ドレッシングやマヨネーズを少なくする
・揚げ物より煮物・焼き物にする
・揚げ物の衣をはずす
そして、消化吸収されにくい食物繊維を多く含んだ野菜などを多く取るとよいそうです。
それを踏まえて、バランスの良い食事にするためにはどんな副菜を選んだらよいか、クイズで学んでいきました。
高血圧や糖尿病などの生活習慣病がある方は、減塩しながらバランスの取れた食事を食べ過ぎないようにするといい、ということですね!
健康で長生きできるよう、気をつけながらお食事を楽しみましょう。
ご参加のみなさんお疲れ様でした。