令和5年7月27日(木)
鳥飼公民館で、校区内にある薬局の薬剤師さんによる講話がありました。
最初に「薬とは何だと思いますか?」と質問されました。
病気やケガを治すものだと思っていたら
「薬は自然治癒力をサポートするものです」と言われました。
病気等を治すのはあくまで自分の体で、薬は治癒を早めたり、足りないものを補ったりするもので、薬自体が病気等を治すわけではないのだそうです。そのことを意識し、治るために必要な生活習慣にすることもとても大事だそうです。
例えば、睡眠薬を処方されたけどまだ眠れないならば、薬を変えるのではなく、日中に運動をしてみる等自分の生活を顧みて行動することが必要なのだそうです。
また、薬を使用する場合は、アドヒアランスといって、患者さん自身が納得して積極的に参加する(決められた量を正しく飲む、必要な期間継続する等)と、効果を得られやすいそうです。
ただし、薬には副作用があり、薬剤師さんは腎機能について特に気にされているとのことです。高齢化に伴い8人に1人は慢性腎臓病と言われ、腎機能が落ちていると通常量では副作用が出やすくなるそうです。
体に合ったお薬を出すために、ぜひ血液検査結果の中で腎機能を表すクレアチニンとeGFRの数値をお薬手帳に書いておいてくださいとのことです。高血圧や緑内障、前立腺肥大等も、薬を出す場合に注意が必要なので、持病は必ず薬剤師に伝えてください、とのことでした。
そして、サプリメントも薬の効果を下げたり上げすぎたりする場合があるので、薬だけではなく常飲しているサプリメントがあればお薬手帳に書いておくとよいそうです。
最後に、マイナ保険証のお話もありました。
マイナ保険証では、本人が診療や健診や薬剤情報の提供に同意した場合は、その情報を医師や薬剤師が確認できるそうですが、現時点では薬剤情報は3カ月前のものしか見られないそうです。
なので、マイナ保険証があっても、お薬手帳は忘れずにもってきてくださいとのことでした。
それから、こちらの薬局では『ウォーキングポイントカード』というものを最近作成されたそうです。高齢の患者さんとの会話で外を歩く機会が少ないということに気づき、少しでも歩くきっかけになればと、用がなくてもこちらの薬局に1回来たら1ポイント、30ポイントで粗品がもらえるというカードなのだそうです。
外に出る機会になればいいですね!
普段から薬剤師さんとコミュニケーションを取っておくと、ちょっとした会話の中からでも体調の変化を読み取ったりできるので、お近くに「かかりつけ薬局」を持っておくと安心です!とのことでした。
お薬を上手に使って、元気に長生きしていきたいですね!