運動するのに気持ちの良い季節となってきましたね!
城南区内でも10月は健康講座が多く開催されています。
今回は長尾公民館での健康講座
「動く前に整える~体幹力を高め、しなやかで若々しい背骨を取り戻す運動~」
をご紹介します!
講師は、健康運動指導士の平塚泉先生です。
タイトルから想像すると、背骨を動かす運動ということでしょうか?
初めて聞く内容かもしれません。楽しみです!!
ストレッチ、筋トレなどよい運動はたくさんあります。
しかし、やっている運動がよくても、効果が出るように動けているかというと、それは体によるんだそうです。
効果が出る体にするには、体幹(おなかのまわり)を高める必要があるのだそうです。
体幹は、肺の下の横隔膜、背骨を支える筋肉、おなかを支える筋肉、骨盤底筋、背骨などを指すそうです。
また、背骨は下は尾骨・仙骨から上は頚椎の下までをいうそうです。
尾骨・仙骨を動かすと、すぐにその上の背骨も動くようになり、背骨を動かすと自律神経が整って気持ちよくなり眠たくなるそうです。
今日の夜はよく眠れますよ!と先生。
まずは、呼吸をしているときに、骨や筋肉が動いていることを感じるために、両手をクロスさせて鎖骨に当てて、息を吸って胸が膨らむと、まわりの骨や筋肉まで動くことを感じました。( ˘ ˘ )
次は、背骨(尾骨・仙骨)を動かすのですが、動かす前と後、ビフォーアフターでどれだけ体の動きが変わるか、右足の手が届く位置の違いで確認してみました。
それでは、尾骨・仙骨を動かしてみます♪
椅子の手前のほうに座り、お尻の下に右手を入れます。
右手をお尻の下に入れると、体が柔らかい状態、つまり背骨がきちんと動いている状態だと頭が右に倒れるのだそうです。頭が左に倒れた場合は、背骨が動いていないということ。ちなみに、わたしは左に倒れました…。(^^;)
(強制的に)右に頭を倒して、左手を上げて肘で曲げ、頭の後ろに置きます。
先生が「左わき腹の肋骨が開くのを感じてください」と言われると、肋骨が少しずつ開いている感じがしてきました。
その状態で、椅子に座ったまま前後にお尻歩きをしてみます。
左側も行いました。
「うわぁ、全然違う!!」「動きが柔らかい!」「こんなとこまで届く!」
とみなさん、その効果にびっくりされていました!
\(◎o◎)/
次は、鎖骨と肩甲骨を大きく動かし、姿勢を正していきます。
まず、立って足を腰幅に開げます。
胸を大きく膨らませます。頭は少し上向きになります。
ゆ~っくりと吐きながら胸をへこませます。頭は少し下がります。
胸が膨らむと、首回りの筋肉がほぐれてくるそうです。
t(^_-)-☆
猫背の人は、腕が内旋してるそうです。なので、胸を開く動きをすることで腕が外旋され、姿勢がよくなるそうです。
(内旋は体の内側に向けて回転させる動き、外旋は体の外側に向けて回転させる動きをいいます。)
(内旋は体の内側に向けて回転させる動き、外旋は体の外側に向けて回転させる動きをいいます。)
さらに、胸を開き腕を外旋させていきます。
まず、両腕を肘で曲げ横に開きます。
そして、親指と人差し指でチョキのような形をつくり、指先を目で追いながら、ゆ~っくりと大きく腕をまわしていきます。左右とも8回ずつ行いました。
両手を肩に当てて、大きく回す動きも行いました。
みなさんの姿勢も一様にピーンと伸びています!
体をねじってみると、楽に大きくねじることができました!!
この姿勢がずっと続くとよいのですが、姿勢は生活習慣の影響が大きいため、背もたれに寄り掛かるなどしていると元の姿勢に戻ってしまうのだそうです。(^^;)
おうちでも続けて、ぜひよい姿勢をキープしてくださいね!
講座が終わった後、「眠たくなった人!?」という先生の質問に、数人手があがりました。もう効果が出ているみたいです。Σ(・ω・ノ)ノ!
夜ぐっすり眠れるのではないでしょうか。
お疲れさまでした。(^^)/