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2019年11月6日

鳥飼校区 スロージョギング®

令和元年10月30日(水)

鳥飼公民館で、福岡大学身体活動研究所の先生によるスロージョギング講座がありました。鳥飼校区でスロージョギング講座が行われるのは今年で3年連続です。


講話の前に、ロコモ度チェックの1つ「2ステップテスト」を行い、2ステップ値を算出しました。
2歩進んだ距離(3歩目は2歩目に揃え、つま先までの距離を測ります。)を身長で割った数値が2ステップ値となります。

 2ステップ値2歩幅(cm)÷身長(cm)
 1.3以上      問題なし
 1.1以上1.3未満 そろそろ注意が必要
 1.1未満      要注意

歩幅を測定することで、歩行能力を確認することができるのだそうです。


昨年も行っているので、結果をお持ちの方は比べてみるといいですね。

保健師さんによる結果の説明の後は、スロージョギングの講話がありました。

筋力の低下、肥満、活動量の低下など身体機能が悪くなると、病気になったり、身体障害になったりするそうです。
年齢を重ねたとしても、上半身は食事をしたり物を持ったりと何かと動かしているので、筋肉が減りにくいそうです。しかし、下半身は意識して動かさないと筋肉が落ちやすく、特に太ももの筋肉が減りやすいのだそうです。
筋肉量を増やすには、運動をしたうえで、タンパク質などの栄養素をしっかりとることが必要だそうです。
筋肉を維持するために必要な歩数の目安は7500歩と言われていますが、70歳代の平均歩数は女性が5500歩、男性が6000歩なのだそうです。
スロージョギングは、歩数がウォーキングより多いので、ウォーキングの一部をスロージョギングに置き換えるだけでも必要歩数が達成できてしまうそうです。

また、スロージョギングは城南区の福岡大学で生まれた運動ですが、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど世界中に普及していっているそうです。

それでは、スロージョギングのポイントです。
着地:足の指の付け根あたりで接地後、足裏全体を接地させる
歩数:15秒間で45歩程度
歩幅:狭くする
速度:歩く速さと同じくらい
ちょこまかと走る感じです。

歩数と着地のポイントをつかむために、その場足踏みを15秒間行ってみました。
1回目は30歩~40歩の人が多く、もっと多くの歩数が必要だということに驚かれていました。
二人組になって、一人は歩きもう一人は走って歩く速さで走るという練習を行いました。休憩の後、大きな輪になって走ってみました。
スロージョギングのリズムのテンポが入ったワルツの曲にに合わせて走りました。


5分ほど走りましたが、少し汗ばむ程度できついということもなく、楽に走ることができました。
スロージョギングは、エネルギー消費量がウォーキングの約2倍あるそうです。
最近は、街中でもスロージョギングをしている人をよくみかけるようになりました。

これからも是非続けてくださいね!!